看護師転職サイトでの職探しって私たちは無料っていうけど本当なの?
- 看護師転職サイトでの職探しって私たちは無料っていうけど本当なの?
- 後から金銭を要求されたりしないのかな……
- 紹介先をやめた場合、ペナルティはある?
転職サイトの利用について悩む看護師は多いと思います。
看護師が利用するとき、転職サイトは永久無料で使えるのです。
看護師以外からお金貰えるもんね。
看護師以外からお金貰えるもんね。
今回は、看護師転職サイトが無料で使える理由について仕組みをお伝えします。
私も過去に5サイト以上登録していますが、一度も料金を請求されたことはありませんよ。
この記事を読めば、転職サイトが無料であることには根拠があると知って、安心して転職サイトを利用できますよ。
転職サイトでの職探しが向いている看護師や、利用のメリットについても紹介します。
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看護師転職サイトが無料になる仕組み
無料で使える仕組みについてお伝えしますね。
看護師転職サイトには、大きく分けて2種類あります。
看護師転職サイトのタイプ | 特徴 |
人材紹介型 | 専任の担当者(キャリアアドバイザー)がつき、求人紹介や面接対策など、転職の全てをサポートしてくれるタイプです。非公開求人や内部情報なども提供してくれます。 |
求人掲載型 | 求人情報を掲載し、その情報をもとに看護師が自分で転職先などを探し、応募するタイプです。担当者からのサポートは基本的にありませんが、自分で情報を取捨選択し、手軽に利用できます。 |
看護師転職サイトを看護師が無料で利用できる理由は、以下の通りです。
無料で使える理由➀:依頼主からの紹介料が入るから
紹介料とは、求職者が就職した場合に求人募集元が支払う成功報酬のことです。
人材紹介型のサイトでは、病院や福祉施設が看護師転職サイトに求人募集の依頼をします。
応募してきた看護師が就職した場合、看護師の年収の約30%程度が看護師転職サイトに支払われることで利益が発生するのです。
成功報酬は、看護師転職サイトと依頼主の契約によって異なるため25~30%と幅があります。
もし就職した看護師が短期間で退職した場合は、成功報酬が依頼主に返金されるようですが、半年以内退職なら何割、1年以内退職なら何割の返金など契約によって規定があるようです。
退職により看護師が転職サイトから金銭を要求されることはありません。
無料で使える理由②:求人広告の掲載料が入るから
求人掲載型では掲載料が看護師転職サイトに支払われるため、掲載料は転職サイトの収入源です。
成果報酬型のサイトでは、採用が成功した場合にのみ料金が発生します。求人広告掲載料は、サイトによって異なりますが、以下のようなパターンがあります。
- 掲載料が無料で、採用に至った場合に一定の紹介料を支払う
- 掲載料が有料で、応募数・採用数に応じて追加料金を支払う
- 掲載料も紹介料も無料で、月固定費だけを支払う
転職サイトと依頼主の契約によって支払う金額は異なります。
が、依頼主から支払われる金額が、転職サイトの収入源なのです。
無料で使える理由③:看護師転職サイトが求職者からお金をとるのは違法だから
看護師に限らず、すべての転職サイトが求職者からお金をとるのは違法なのです。職業安定法では、以下のように定められています。
- 職業紹介事業者は、求職者に対して有料で職業紹介を行ってはならない(第28条)。
- 求人広告事業者は、求人情報の提供に対して求職者から金銭等を受け取ってはならない(第6の10関係指針)。
違反した職業紹介事業者は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金などの罰則が適用されます。
転職サイトが求職者からお金をとるのは違法行為です。
転職サイトを利用するときにお金を取られることはないので安心して利用しましょう。
看護師転職サイトを使った転職のデメリット
担当次第でミスマッチな求人紹介がある
希望条件とは異なる求人を紹介される場合があります。自分の希望に合わない求人を無理やり紹介されたり、事前に聞いていた情報と実際の現場が全く異なる場合はあるのです。
過去に私も【保育園看護師】で求人を探しているときに、転職サイト担当者から【オペ室の日勤常勤】を紹介された経験があります。
えっ、事業所も仕事内容も、希望と一つもあっていませんね。
はい。希望を聴いてもらえなかったので、その転職サイトの利用は中止しました。
たまたま相性が悪かったのかもしれませんが……
転職する看護師の希望よりも、自分の営業成績を優先するあまり、明らかに希望と異なる求人を紹介する担当者は実在するのです。
なお、当ブログでは私が残念な経験をした転職サイトは紹介していません。やはり、自分がいまいちだと思ったものを人には勧められませんからね。
担当者からの連絡が多くめんどくさい
求職する看護師の都合など構わずに連絡してくる担当者がいる場合、連絡が多すぎてしつこいと感じる看護師もいます。
実際に私も、病院のフルタイムパートで勤務していた時転職サイトを使って求人を探し、日中に5回以上着信履歴が残っていたことがありました。
在職中だと事前に話し、日中は電話にはでられないといっていたのに……
紹介したい求人を他の担当者に、取られたくなかったのかもしれません。熱心な担当者ほど連絡も熱心なのです。
マメな連絡があっている求職者にはいいのですが、苦手な人は苦手かもしれません。
気が乗らない時でも転職を促される
転職は長い道のり。今の職場が嫌すぎてやめたい気持ちがピークの時にはすぐに転職先を見つけたいと思うものです。
も業務が忙しかったり、転職のモチベーションが下がったりする時ってあるよね。
急がなくてもいいかなと思っても、担当者からは登録している限り次々に求人を紹介されます。転職活動を休みたいです、といえば小休止させてくれますが、担当次第でもあります。
お金にならない転職者だと利用を断られる
お金にならないとは常勤などで就職するよ…おない看護師。就職を希望する看護師がパートなどの場合、利用を断られます。
成功報酬型の転職の場合、就職が決定した看護師の年収が高いほど、転職サイトへの報酬は高くなるためです。
紹介した看護師の年収と成功報酬の例 | |
就職した看護師の収入 | 転職サイトに入る成功報酬 |
病院外来の日勤常勤で年収が350万円の場合 | 105万円 |
美容クリニック常勤で年収が470万円の場合 | 141万円 |
病院時短パートで年収103万円の場合 | 30万円 |
病院やクリニックの日勤常勤であれば転職サイトに入る金額は100万以上ですが、パートの場合は30万円。
年収の低い看護師を紹介しても転職サイトに入る金額は労力に見合っていないと判断し、パートで入職を希望の場合、利用を断ることがほとんどです。
実際に私も転職活動で迷走し、転職サイトの担当者に「パートで探そうかな…」と話したところ、それなら自分で探した方がいいですね。といわれました。
私はお金にならないと思われたんでしょうね。
看護師転職サイトを使った転職のメリット
非公開求人を紹介してもらえる
どうしても依頼主の都合で非公開にしたい求人は存在するのです。保育園や学校保健室などですね。
私が保育園で勤務していた時に園長先生が話していました。「系列の園で看護師募集したいけど、募集していることが保護者の目に留まると困るのよ」と。
やめる職員がいると騒ぎになるからだそうです。
やめる職員がいると保護者の間で騒ぎになるからだそうです。
非公開求人は、あっている看護師にとってはいたから求人となりうるので、大きなメリットですね。
マッチした求人を紹介してくれる
求人情報が過多でも、担当者がいれば自分にあった求人を探してもらえます。ただし、担当者次第です。
担当者がいい人なら……求職者の希望情報を把握し、収集した求人情報があっているかを分析して紹介してくれるのです。
たしかに求人情報を自力で探していると、情報が多すぎてどれが自分にあっているのかわからなくなることがあるなあ~
情報収集だけで時間が必要ですので、現在勤務を続けている忙しい看護師は代わりに情報収集をしてもらうことで転職活動の時短になるのです。
待遇や報酬など交渉ごとを任せられる
自分では言いにくい待遇面の交渉を転職サイトの担当者が間に入ってやってくれることもあります。
求人情報で出ている労働条件は経験年数は加算されていません。実際には看護師自身の今までの臨床経験などを加算してもらうことで、基本給が変わることはあります。
就職した後に給料上げてくださいと言っても聴いてもらえないことがほとんどですもんね。
だから入職前の交渉が重要でなんす。何も聞かなければ募集通りの場合もありますが、交渉によって基本給が上がることもあるのです。
担当者はプロですから交渉にはなれています。反対に私たち看護師は、こうした交渉ごとは苦手な場合が多いため、助かりますね……。
転職活動のやる気が低下した時に行動を促してくれる
転職活動のモチベーションが低下した時に尻を叩いてくれるのがエージェントの担当者です。
転職活動が長引くとやる気が失せてきます。潜在看護師ではなく現職の看護師であれば日々の業務でも疲れるため、「もう、このままやめないでもいいか」と思うくらい。
転職へのやる気の低下した時に担当者から連絡が来るとハッとしてやる気が戻ることもあります。担当者が伴走してくれるのは、マイペースな看護師にとって有り難いことです。
転職サイトの利用をオススメする看護師
現在勤務をしていて転職活動をする時間がない
転職活動にはやることが多いため、転職サイトは在職中で忙しい看護師にむいています。
調べることは、求人の情報収集・通勤距離の確認・駐車場の有無や福利厚生の確認など。質問事項があって問い合わせるのに、メールを作成する時間も必要です。
こうした情報収集や疑問に思ったことへの確認などを代わりにしてくれるのが転職サイトの担当者。
できる担当者ですと「そんな求人があったのか!」という情報を探し出して教えてくれます。
現職の看護師で日々の業務で疲れていても、転職活動のサポートで大幅な時間の節約になるでしょう。
狙っている求人が非公開の可能性がある場合
求人募集をしていることを世間に秘密にしたい事業所は、非公開求人として転職サイトに求人をするケースががあります。
他にも、求人を非公開にしたい病院も存在します
理由は、募集の条件を現在働いている看護師に知られたくない場合があるから。
給与や勤務時間などの条件が現場と異なる場合や、管理職などのポジションを募集している場合、現在働いている看護師に不満や不安を与える可能性があるため、非公開にする場合があるのです。
確かに、師長の年収を知ってしまったらざわつくかも~
他には、応募者の質を高めたい場合もあります。
また、非公開求人に応募する看護師は転職意欲が高く、情報収集能力が高いというイメージがある場合もあります。
はじめて転職活動する人
はじめて転職活動する看護師は、転職サイトの担当者にサポートを受けることでスムーズな転職活動が期待できます。
病院附属の看護学校を卒業したから、就職活動をしなくても自然に就職先が決まっていた、という看護師は多いでしょう。
わたしも、大学病院附属の学校でしたので【卒業生は系列病院のうちどれかを選んで就職できる】ときまっていました。
就活せずに就職先が決まっていたんですよね。
私も同じです!就活経験なしで就職しているナースって多いと思う。
点あ欲サイトからのサポートとは、履歴書作成の添削やアドバイス、面接対策のほか、求人の情報収集です。これらのサポートを受けることで、転職先の選択肢が広がる事もあります。
転職サイトを使わないほうがいい看護師とは
公的機関や公的病院で働きたい人
公立系病院などで就職したいと決めている場合、転職サイトは使用しないほうがよいでしょう。
国立病院・市民病院・県立病院・官公庁の看護師は転職サイト経由で看護師を募集することはほとんどありません。求人サイトへの掲載に予算をもたない事が考えられます。
実際に、検索していても公立系病院の掲載はほとんどないですね。
公立病院で募集を求人サイト経由でしていることもありますが、病院独自に募集しても応募があるため、数は少ないようです。
マイペースに転職したい人
急がずじっくり転職活動をしたい看護師には転職サイトの利用は不向きでしょう。
転職エージェントに登録すると、担当者も仕事ですから次々に求人を紹介してくることがあります。
担当者からは連絡もマメにあり、勤務が忙しくて疲れていても求職中の看護師は対応し無ければなりません。
ちょっと休みたい、まって
と思っても自分のペースが守れないことがあります。
新卒の看護師
新卒で臨床経験が少ない・ほとんどない場合は、転職サイトの利用が向かないこともあります。
転職サイトに求人を依頼する病院などは、経験のある即戦力を求めていることが多いため、登録求人は経験ある看護師が望まれている場合が多いからです。
また、新卒の場合、自分で直接応募したほうが病院側に好印象を与えられることがもあります。
新卒看護師の転職は、転職サイトではなく、自力で応募するかナースセンターなどの利用が向いているでしょう。
オススメの転職サイト
看護師転職サイトを利用したことがなくて、どこがいいのかわからないな……という方にお勧めの転職サイトを御紹介しますね。
メディカルスタジアム
正社員・パートなどどんな働きかたでも求職者に合わせ多求人を紹介してくれるのが、メディカルスタジアム。
担当者と直接メッセージでやり取りできるのも、希望が伝えやすいのでいいですね
レバウェル看護
医療業界に詳しいアドバイザーのサポートで、一人のアドバイザー概観して転職活動に伴走、忙しいナースに合わせて対応してくれます。
求人紹介ページでは事業所それぞれにアドバイザーからの一言が記載。
アドバイザーが、依頼主とよく連絡を取っていることがうかがえますね。
医療ワーカー
医療ワーカーは2006年から紹介実績があり、歴史があることが信頼の高さを物語っています。
専任アドバイザー制を設けており、登録から就職まで一人のアドバイザーが親身になって対応してくれます。
日勤常勤・トラベルナース・バイト・パートなど働きかた別でも求人が探しやすいんです。
ナースではたらこ
登録者のみに紹介する、非公開求人情報が多数あります。
だれでも応募できる求人より、限定公開されている求人は魅力的ですよね。
さらに社内には「ナースキャリアステーション」が開設され、面接への不安・転職するか迷っているなどの相談にも直接アドバイスをしてくれます。
転職サイトの使い方
看護師転職サイトを利用して、転職する流れをお伝えします。使い方に不安があるかはしっかり読んでくださいね。
1.まずは転職サイトにエントリー
転職サイトに必要な情報を記入して登録します。
もちろん、看護師の登録・利用は無料です。
記入するのは氏名・生年月日・希望条件・今までの経歴など。
転職歴がある方はいつ退職したのか記憶があいまいなことも多々あるので、過去に記載した履歴書などがあれば手元に置いてから登録作業にうつりましましょう。
記憶があいまいですと、登録だけでもけっこう時間がかかります。
2.担当者決定・打ち合わせ
登録後、専任のキャリアアドバイザーと電話やメールで連絡を取ります。
私は、登録した直後に電話がかかってきたこともありました。
登録したら直ちに連絡があるとおもっておいたほうがいいです。
折り返しの電話で希望の確認など、そのままヒヤリングされることもあります。
キャリアアドバイザーは、あなたの転職の目的や希望をヒアリングしたあと、適切な求人を紹介してくれるでしょう。
3.提案された求人に応募
紹介された求人の中から気になるものをピックアップし、担当者に伝えましょう。
応募先から書類選考の結果がきたり、面接の日程が決まったりしたら担当者から連絡があり ますよ。
履歴書の作成が必要な場合は、履歴書作成や面接対策などサポートもあるのです。
4.内定後入職
内定をもらったら、入職日や給与などの条件交渉もキャリアアドバイザーが代行してくれます。
先方は、内定の決定後すぐに就職してほしいという意向が多いものです。
でも、応募した時に 在職中の場合、すぐに退職できない場合もありますよね。
入職日の交渉が必要な場合は、担当者に 協力をお願いしましょう。
入職日が決まったら、今の職場に退職の意思を伝えて退職手続きです。
キャリアアドバイザーは、退職の方法や注意点も教えてくれます。
入職したら、転職活動は完了。
担当者からは、入職後もフォローアップもしてくれるため、入職してすぐの不安などが軽減しますよ。
看護師転職サイトの利用をやめたいときにすること
転職活動をしていても、状況が変化することはあるかと思います。
- 転職活動をしていたけどやはり今のところで続けることにした
- 直接応募で転職先を確保できた
- ひとまず看護師の仕事から離れたい
このようなときは、転職サイトの利用を中止します。
親身になって相談に乗ってくれた担当者にはありがとうございました、とあいさつしたいものですね。
中止の連絡後は求人の案内は来なくなります。
でも、一度 個人情報を渡したから、しつこく連絡が来たらどうしよう
大丈夫、それはありません。
転職 サイト側も転職する気がない 、つまり 売上に繋がらない 看護師に何度も連絡をして時間を費やすほど暇ではないからです。
転職サイトの利用・看護師は無料! 忙しい人にオススメです
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